教えて!ドクター 2021.6(手外科専門医)

<質 問>

手外科専門の医師がいると聞きました。整形外科や形成外科とはどのように違いますか。

<回答>

 内科、外科などの日本専門医機構の認定する基本診療科として、骨、関節、脊椎、脊髄、筋、腱などの疾病、外傷を治療する整形外科と、身体に生じた組織の異常や変形、欠損、不満足な整容に対して機能と形態の両面を治療する形成外科があります。この整形外科あるいは形成外科の専門医資格を取得したうえで、手外科の専門医研修、専門医試験に合格した医師が手外科専門医です。手外科医は整形外科や形成外科の一般診療に加え、専門領域として肘から手指にかけての骨折、脱臼などの外傷や、先天性障害、関節リウマチなどの手指変形、へバーデン結節や母指CM関節症などの変形性関節症、手根管症候群などの末梢神経障害、マイクロサージャリーという技術を駆使しての切断指の再接着、上肢や下肢の皮膚再建なども担当します。

 8月10日を日本記念日協会に「手(ハンド)の日」として登録させていただいています。

手外科は最初「手の外科」の名称で学会が行われていました。
専門医として認定される条件の中に名称変更があり、「手外科」に変更されました。
「テノゲカ」という漫画も連載されていましたね。