AGA検査とは?

― 検査の種類と方法・検査の流れ・費用と所要時間・検査結果の見方まで徹底解説 ―

AGA(男性型脱毛症)は、思春期以降に徐々に進行する脱毛症で、日本人男性の多くが経験するといわれています。生え際や頭頂部から薄毛が進行するのが特徴で、放置するとゆっくりと進行していきます。

AGA治療を検討する際、「まず何を調べるのか」「どんな検査があるのか」「費用や時間はどれくらいかかるのか」と疑問を持つ方も少なくありません。本稿では、AGA検査の種類と方法、検査の流れ、費用と所要時間、そして検査結果の見方までを分かりやすく解説します。


1.AGA検査の目的

AGA検査の目的は大きく分けて3つあります。

  1. 本当にAGAかどうかを診断する
  2. 進行度を把握する
  3. 治療方針を決定するための情報を得る

薄毛の原因はAGAだけではありません。円形脱毛症、脂漏性皮膚炎、甲状腺疾患、薬剤性脱毛などさまざまな要因が考えられます。そのため、適切な診断が治療の第一歩になります。


2.AGA検査の種類と方法

① 視診・問診(基本検査)

最も基本となるのが医師による視診と問診です。

  • 脱毛の部位とパターン
  • 家族歴
  • 発症時期
  • 生活習慣やストレス状況

などを総合的に確認します。AGAでは前頭部や頭頂部が中心に薄くなる「パターン脱毛」が特徴です。

② マイクロスコープ検査

頭皮や毛根の状態を拡大して観察する方法です。

  • 毛髪の太さのばらつき
  • 産毛化(軟毛化)の有無
  • 毛穴の詰まり
  • 頭皮の炎症

などを評価できます。AGAでは太い毛と細い毛が混在する「ミニチュア化」が見られることが多いです。

③ 血液検査

必須ではありませんが、治療前評価として行うことがあります。

  • 肝機能(内服薬の安全確認)
  • 甲状腺ホルモン
  • 貧血
  • 亜鉛などの栄養状態

を確認する目的です。

④ 遺伝子検査

一部の医療機関では、AGA感受性遺伝子を調べる検査も行われています。唾液や口腔粘膜を採取して、男性ホルモン受容体の感受性を解析します。

ただし、遺伝子検査は将来的なリスク傾向を示すものであり、現在の進行度を直接示すものではない点に注意が必要です。


3.検査の流れ

一般的なAGA検査の流れは次の通りです。

  1. 予約
  2. 問診票記入
  3. 医師による問診・視診
  4. マイクロスコープ検査
  5. 必要に応じて血液検査
  6. 診断と治療方針の説明

所要時間はおおよそ30分~60分程度です。
血液検査を行う場合は採血に追加で10分ほどかかります。

遺伝子検査を行う場合は、結果が出るまでに数週間かかることがあります。


4.費用と所要時間

AGA検査は多くの場合、自由診療(自費診療)です。

  • 初診料:数千円程度
  • マイクロスコープ検査:診察料に含まれることが多い
  • 血液検査:数千円~1万円程度
  • 遺伝子検査:1~2万円前後

医療機関によって料金体系は異なるため、事前確認が重要です。

オンライン診療の場合、視診は写真やビデオ通話で行われますが、マイクロスコープ検査や血液検査は対面受診が必要になります。

時間的負担は比較的少なく、初回受診でも1時間以内に完了するケースがほとんどです。


5.検査結果の見方

① 進行度分類

AGAはハミルトン・ノーウッド分類などで進行度を評価します。

  • Ⅰ型:ほぼ正常
  • Ⅱ型:生え際がやや後退
  • Ⅲ型以降:明らかな後退や頭頂部の薄毛

進行度が高いほど治療開始の重要性が高まります。

② 毛髪の太さのばらつき

マイクロスコープ画像では、

  • 太い毛が均一 → 正常に近い
  • 細い毛が多い → AGA進行傾向

と考えられます。毛髪径のばらつきが大きいことはAGAの特徴です。

③ 血液検査結果

肝機能数値(AST・ALTなど)は内服治療の安全性確認に重要です。基準値内であれば、多くの場合治療が可能です。

④ 遺伝子検査結果

「感受性が高い」「中等度」「低い」などの結果が示されることがありますが、これは将来リスクの目安です。
実際の発症や進行は生活習慣や年齢にも影響されます。


6.検査を受けるメリット

AGAは進行性です。
早期に検査を受けることで、

  • 正確な診断
  • 適切な治療選択
  • 無駄な自己判断の回避

につながります。

特に、「まだ大丈夫」と思っている初期段階こそ、治療効果が期待しやすいとされています。


まとめ

AGA検査は、単に薄毛を確認するだけでなく、原因・進行度・治療方針を明確にするための重要なステップです。

  • 検査の種類と方法:視診・マイクロスコープ・血液検査・遺伝子検査
  • 検査の流れ:予約から診断まで約30~60分
  • 費用と所要時間:数千円~数万円、比較的短時間で終了
  • 検査結果の見方:進行度分類や毛髪の太さのばらつきが重要

AGAは早期対応が鍵です。
正確な検査と適切な診断を受け、自分に合った治療方針を検討することが、将来の毛髪を守る第一歩となります。

【AGA治療薬に関する説明・法的記載】 ■公的保険の適用について 本治療(オンライン診療)は、公的医療保険が適用されない自由診療です。 ■使用する薬剤について 当院では、厚生労働省の承認を受けた国内メーカーの医薬品(フィナステリド錠、デュタステリド錠、フォルテカ)を、国内の医薬品卸業者より適正に入手して処方しています。 ※未承認薬や個人輸入薬ではありません。 ■医薬品副作用被害救済制度について 当院で処方するAGA治療薬は国内承認医薬品であるため、万が一適正な使用にもかかわらず重篤な健康被害が生じた場合は、「医薬品副作用被害救済制度」の対象となります。 ■主なリスクと副作用 ・デュタステリド、フィナステリド共通:性欲減退、勃起機能不全(ED)、肝機能障害、射精障害 など ・デュタステリド:上記のほか、乳房障害(女性化乳房、乳頭痛)など ※肝機能に異常がある方は服用できない場合があります。 ・フォルテカ:主な副作用として次のような、塗布部位の症状が報告されています。-皮膚: 頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、使用部位の熱感など -精神神経系: 頭痛、気が遠くなる、めまい -循環器: 胸の痛み、心拍が速くなる(動悸) -代謝系: 原因のわからない急激な体重増加、手足のむくみ■デュタステリド、フィナステリド使用上の重要な注意点 ・女性・小児の接触禁止:薬剤が粉砕・破損した粉に触れると皮膚から吸収される恐れがあるため、女性(特に妊婦・授乳婦)や小児が薬剤に触れないように管理してください。 ・献血の禁止:服用中および服用中止後一定期間(フィナステリドは1ヶ月、デュタステリドは6ヶ月)は献血ができません。 ・PSA値への影響:前立腺がん検診(PSA検査)を受ける際は、数値が実際より低く出るため、必ず主治医に服用中であることを伝えてください。 ■諸費用(税込) ・デュタステリドZA0.5mg(30錠×3箱):15,000円 ・フィナステリド1mg(28錠×3箱):12,000円 ・フォルテカ72mL:7,000円 ・送料無料 ・診察料無料