フラダンスはどれくらい運動になる?

― ウォーキングと比較して考える心地よい有酸素運動 ―

「フラダンスは優雅でゆったりした踊りだから、あまり運動にならないのでは?」
そんな印象を持つ方は少なくありません。しかし実際には、フラダンスは全身を使う有酸素運動であり、運動量の観点からも注目されています。

本コラムでは、フラダンスの運動量の特徴を整理し、身近な運動であるウォーキングと比較しながら、その魅力を解説します。


フラダンスの基本動作と運動量

フラダンスは、ハワイの自然や物語を表現する踊りで、

  • 膝を軽く曲げた姿勢(ベーシックスタンス)
  • 腰や骨盤を中心とした左右の動き
  • 腕を大きく使った表現

といった動作が特徴です。

一見ゆったりしているように見えますが、下半身の筋肉を持続的に使い続けるため、思った以上に体力を使います。特に太ももやお尻、体幹の筋肉が安定した姿勢を支え、心拍数も徐々に上がっていきます。


フラダンスは有酸素運動としてどうなのか

有酸素運動とは、酸素を使いながら比較的長時間続けられる運動のことを指します。
フラダンスは、一定のリズムで動き続けるため、有酸素運動の条件を満たしやすいと考えられています。

曲のテンポや振り付けによって運動量は変わりますが、30分から1時間程度のレッスンを続けることで、ウォーキングと同様に持久力を使う運動になります。


ウォーキングとの運動量の違い

ウォーキングは、誰でも手軽に始められる代表的な有酸素運動です。
一定の速度で歩き続けることで、心肺機能の維持や生活習慣病予防に役立つとされています。

一方、フラダンスは、

  • 下半身をやや低い姿勢で保つ
  • 上半身と下半身を連動させる
  • 音楽に合わせてリズムを刻む

といった点で、ウォーキングよりも多様な筋肉を使う傾向があります。

運動量の単純な数値比較は難しいものの、同じ時間行った場合、フラダンスは「歩く+軽い筋トレ要素」を含んだ運動と捉えることができます。


継続しやすさという大きな違い

運動習慣を続けるうえで重要なのは、「楽しさ」と「続けやすさ」です。
ウォーキングは天候に左右されることもありますが、フラダンスは室内でも行え、音楽や仲間との交流がモチベーションにつながります。

  • 音楽に合わせて体を動かす楽しさ
  • 振り付けを覚える達成感
  • 表現することで得られる充実感

こうした要素は、運動を“義務”ではなく“趣味”として継続する助けになります。


年代を問わず取り入れやすい理由

フラダンスは、激しいジャンプや急な方向転換が少ないため、

  • 運動初心者
  • 中高年層
  • 体力に不安のある方

にも比較的取り入れやすい運動です。

自分の体力や体調に合わせて動きを調整できる点も、ウォーキングと共通するメリットといえるでしょう。


フラダンスとウォーキングを組み合わせる発想

どちらか一方を選ぶ必要はありません。
例えば、

  • 日常の移動や気分転換としてウォーキング
  • 週に数回、楽しみながらフラダンス

というように組み合わせることで、運動量の偏りを防ぎ、継続しやすい運動習慣を作ることができます。

ウォーキングで基礎的な持久力を養い、フラダンスで体幹やリズム感を刺激する――このバランスが、心身の健康維持につながります。


まとめ

フラダンスは、見た目以上に運動量があり、ウォーキングと同様に有酸素運動としての要素を備えています。
さらに、音楽や表現を楽しみながら体を動かせる点は、単調になりがちな運動習慣を豊かにしてくれます。

「歩くことが少しマンネリ化してきた」
「楽しみながら運動量を確保したい」

そんな方にとって、フラダンスはウォーキングに並ぶ、魅力的な選択肢の一つといえるでしょう。